とある物書きの、小説置き場となったブログ。


by crow_sergeant
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ツンクー小説 -第07話-

続編です。
まだ01話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ02話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ03話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ04-1話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ04-2話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ05話を見てないひとはこちらからどうぞ
まだ06話を見てないひとはこちらからどうぞ

「アルペジオ」






帰ってきた。地元まで。
駅からバスに乗り換えて、そしてまた徒歩。
俺の家からも、全然遠い。
高くそびえ立つビルが並んだこの街並み。

拓 「ふぅ。もうすぐか?こっちの方に来るの久しぶりだから忘れちった」
七 「合ってるわ。っていうか、久しぶりねぇ。いつも椿が来てたからね。本当に忘れちゃいそう


ク 「ふむ。今日は初めて、が多い日のようだな。まぁ、拓弥と一緒に居られる時間が増えてとても喜ばしいのだが。これで七香君が居なかったらもっと良かったのだが」
七 「オホホホホホホホホホホホ。最後の方は何も消えなかったわよ?えぇ?」
ク 「冗談だ。七香君。今日は大目に見よう」
七 「一言多いのよ!アンタはっ!」
拓 「ちょ、落ち着けって。クーもあんまり七香を怒らせるな!」
(とばっちり受けるのは俺なんだから!!)
七 「何か言ったかしら?た・く・や・君?」
拓 「い、いえ、な、ななな、何も言っておりません・・・よ?」
七 「っと、そろそろよね」

ほっ

周りに比べてさほど高くないマンションの一室。それが椿の家。
拓 「っと、あそこだな」
ピンポーン
? 「はーい。どちら様でしょうかー?」
拓 「蒔寺です。椿は居ますでしょうか」
? 「あらー、たっくん久しぶりねぇ。あら、七香ちゃんも。えーと、アナタは初めましてね。
どうも、椿の母で楓です」
ク 「天宮ソラです。皆にはクーって呼ばれてます。よろしくお願いします」
七 「楓さん、久しぶりです。今日は突然すいません」
拓 「おばさん、久しぶり~」
楓 「あら、礼儀正しいわね~。よろしくねっ!クーちゃん!それで今日はどうしたの?って椿ちゃんか!私ったら、もう!椿ちゃーん。たっくんたちが着たわよー」
椿 「はーい」
楓 「ささ、上がって。すぐにお茶の用意するわ」
拓 七 ク 「おじゃましまーす」

相変わらずテンションの高い人だ。
・・・椿とは全然違うなぁ。・・・テンションの高い人に育てられたから、逆に冷めたとか・・・?
妙に納得してしまいそうだ。




拓 「よ、久しぶり。最近どうしたのさ?ってこの部屋、妙にすっきりしてるな。ダンボールとかあるし・・・」
七 「そうよー。心配してるんだから。」
ク 「確かに、この中で、誰かが欠けてたらあんまり楽しくないな。皆で、が一番だ」
椿 「・・・ごめんね。実はまだ言ってなかったんだけd―――」
ガチャパタン
楓 「はーい、みんなが持ってきたケーキと、お茶持ってきたわよー。って、ありゃ。私ったらタイミング間違えたかしら?」
椿 「・・・・・・・・・」
楓 「そう、まだ言ってなかったのね。・・・ごめんね、椿ちゃん」

あれ、今何か椿しゃべった?!テレパシー?ん?んん?
この親子特有の会話!?初めて知ったぞぅ!?

楓 「邪魔しちゃ悪いわね。ちょっと私は退散してるわ~」
ガチャン
ク 「台風みたいな人だな。ちょっとうらやましいな」
拓 七 「アレでぇ!?」

ハモった。見事なまでに。

七 「そ、それで。まだ言ってなかったって何が?」
椿 「・・・んとね、実は引っ越すことになったの。場所はまだ言えないけど、ここからちょっと遠いところに」
七 「え・・・?ひっ・・・こす・・・の?」
拓 「場所は言えないってなんでだよ!」
椿 「ごめんね。ほんとにごめんね・・・」
ク 「さっきも言ったが、誰かが欠けてたら、ダメなんだ。楽しくない・・・んだ」

さすがに、みんな動揺してる。
いつもは冷静なクーでさえ。
七香は今にも怒りそうなほど震えてる・・・。いや、これは悲しみのあまりだろうか。
俺は・・・。どうなんだろう。
いきなりのびっくり発言に脳が、心がついていかない。

椿 「場所は、引っ越す日に教えるから。みんな、来てくれるよね・・・?」
拓 「え?・・・あぁ、絶対に」
七 「当たり前じゃないのよっ!親友でしょ・・・」
ク 「付き合い始めてまだ日が浅い私でよかったら、喜んで行こう」
椿 「ごめんね。みんな・・・ありがとう」

七 「でも、まだ納得はしてないからねっ!とことん話すわよー!!もちろん、アンタたちもね!」

ガチャ
楓 「じゃあ、みんなご飯食べていきなさい!!!私からみんなのお家に電話しとくから。クーちゃんもお家の電話番号教えて!!ふふふー!今日は腕がなるわぁ!!あっ、じゃあお買い物たくさんしないと!!っとゆーわけで、私はお買い物行ってくるわ!お留守番頼んだわよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ」
ドタドタドタ・・・

拓 七 椿 「おばさん・・・」「楓さん・・・」「お母さん・・・」
ク 「ふむ。元気な人だな。まるで久しぶりに会った娘の友達にマシンガントークでタジタジにさせてる近所の奥さんみたいだ」
七 「ってそのまんまじゃないっ!!!!」

でも、まぁ、おばさんのおかげで暗い空気は無くなったみたいだ。
今日は遅くまで喋っていよう。
みんなが揃うのは本当に久しぶりだし。


しばらくして、さっき取ったUFOキャッチャーのぬいぐるみを渡した。
自分に似たぬいぐるみも要らなかったからあげたら、何故かかなり喜んでいた。
それから他愛ない話をしたりしていたら、いつの間にか夕飯ができていた。

・・・みんなで食事をするときは少し後悔した。
いつまでもテンションの高いおばさんだった。


――――――――――――――――――――――――――――――――


こんばんわ。
前の更新(小説)から約2ヶ月もの間、放置してきました。
ごめんなさい。
前にも言ったとおり、ここの話は暗くなるつもりでした。
でも、オチがつきませんでしたね。ごめんなさい。
次はまた戻って明るくなるつもりです。
ストーリーの構成は大体できてますから。
途中で路線変更が多々ありますが。

これを読んでくれた方、ありがとうございます。
これからも読んであげてください。
これから夏休みなのでね、更新するのは早いかもしれません。
はい。
それでは、またお会いしましょう。
[PR]
by crow_sergeant | 2006-07-10 18:06 | 小説